『インフェルノ』ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川書店
『ダ・ヴィンチ・コード』で一世を風靡したラングトン教授が、今回向かい合うのは世界の人口爆発は人類の破滅をもたらすから中世の黒死病のような疫病こそが必要だと考える狂気の科学者であり大富豪のゾブリストの陰謀。しかもフィレンツェの病院で目覚めた教授は、頭には銃で撃たれた傷があり、直近2日間の記憶が抜けている。少しづつ浮かび上がってくる記憶を頼りにメッセージをたどり、舞台はフィレンツェからイスタンブールへ。WHO(世界保健機構)もからみクライマックスへ。もしも映画なら見たという方。私も見ましたが、原作と映画はラストが違います。ぜひ比べてみましょう!