だれでも読書会報告

〇日時:2023.2.15(水)午前10時15分~12時(開場10時)

〇場所:浦安市立中央図書館1F ワークスペース

〇参加者:10名

 

最初に14編の俳句を元に、自分が心惹かれる作品についてグループで話し、リラックスしてから本の紹介を開始した。

紹介された本は以下のとおり

 

『奇跡のプリマドンナ オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて』 大石みちこ著 KADOKAWA 2022.10 戦前に海外でオペラ歌手として成功した歌手三浦環の評伝。

 

『店長がバカすぎて』早見和真著 角川春樹事務所 2017.7 本屋大賞の候補にもなった作品。主人公は書店員。本屋アルアルが楽しい。

 

『君のクイズ』小川哲著 朝日新聞出版 2022.10 直木賞受賞者の本なので読んでみた。クイズの早押しの世界がとても面白かった。

 

『風が強く吹いている』 三浦しをん著 新潮社 2006.9 駅伝の物語でワクワクする。

『蜜蜂と遠雷』恩田陸著 幻冬舎 2016.9 ピアノ・コンクールの物語

どちらも若い人が活躍する姿が魅力

 

『汝、星のごとく』凪良ゆう著 講談社 2022.8 ラヴ・ストーリーというので、どうかと思ったが、主人公たちの過酷な状況が胸に迫ってきた。

『女人入眼』永井紗耶子著 中央公論新社 2022.4 北条政子が、娘の大姫の入内をさせようとした毒親っぷりを書いていて、迫力。

 

『目で見ることばで話をさせて』アン・クレア・レゾット作 岩波書店 2022.4 アメリカに実在したろう者が多く、島の中では手話が口話と同等だったという島に生まれた11歳のメアリーの物語。島外に拉致され、苦しい思いをするところが、不条理。

 

『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子著 小学館 2021.8 年をとっても元気な著者が良い。