Zoom 読書会 開催報告
日時:2021.1.28(木)14:00~15:20 開催方法:Zoom
参加人数:5名+本の情報をメールで伝えてくれた方1名
内容:読書会 自分のおすすめ本を紹介する
一人一人、5分を目安に紹介してもらった。人数が5名だったので、一通り紹介した後で2冊目を紹介しながら、情報交換。図書館から借りて読んで、すでに返却した方もいたため、そうした方は手書きで書名を書いて見せてくれたりしたが、なかなかうまく映せず、チャットに入力したりした。徐々に慣れてくると、一人が「画面の共有」を利用して本のデータ(表紙画像)や、作品が映画化されたものの紹介画像を入れてくれたのかよかったので、次回は最初からこの機能を使うなど、Zoomの機能をより活用していきたい。
紹介された本は以下のとおり *お名前は名字だけをいれました。
〇堀内
『七王国の玉座』に始まる≪氷と炎の歌≫シリーズ。ジョージ・R・R・マーティン著 早川書房 中世英国のようなファンタジー世界の王座をめぐる物語。いろいろな人物の視点から語られて魅力的。
『お探し物は図書室まで』青山智子著 ポプラ社 気軽に読める連作短編。小さな図書室なのに、利用者が必要な本を探し出す司書さんの設定は、蔵書冊数からとか、相手をよく知らないことからいっておとぎばなしではないかと感じたが、こういうことができることもあると感じた。
〇奥村さん
『用心棒日月抄 凶刃』藤沢周平著 新潮社 シリーズが4冊あるが、その最後の物語。剣に強く頭もいい主人公が魅力的。
『美しき日本の残像』アレックス・カー著 新潮社 この本以外も、同著者の本が面白かった。本には写真が半分ぐらいあり、ただの観光ではない日本の姿が魅力的。
〇小出
『風が強く吹いている』三浦しをん著 新潮社 お正月に箱根駅伝を見ながら、この作品を楽しんだ。
『マチネの終わりに』平野啓一郎著 毎日新聞出版(文庫版は文春文庫) 究極の恋愛小説と、勧められて読んだ。映画も観てみたが福山雅治は、個人的にはイメージがちょっと違った。
〇本多
『精霊の王』中沢新一著 講談社 ここのところ、古代の神様や多神教に興味を持っている。内容が難しいのでノートを取りながら読んでいる。
『巨大投資銀行』黒木亮著 ダイヤモンド社(その後、角川書店・日本経済新聞出版社)金融のこともいろいろわかっておもしろい。
〇大宮
『万葉学者墓をしまい母を送る』上野誠著 講談社 著者が13歳で経験した自宅で見送った祖父の葬儀体験と、最近経験した母の介護と葬儀を軸に、墓や葬儀の変遷を書いている。江戸時代には、村の墓所はあったが家の墓はなかったという事実に衝撃!
『宝島』真藤順丈著 講談社 と 『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』上間陽子著 太田出版 片方はフィクション、もう片方はノン・フィクションだが、読んでいていかに沖縄のことを知らなかったかとショックを受けた。どちらも非常に困難な状況を描いているけれどそこからの未来を見据えているところが魅力。
〇増本 *メールで送ってくれました
<女子も!男子も!生理を知ろう>宋美玄 監修/汐文社
『みんなに話したくなる 感染症のはない』<14歳の世渡り術>仲野徹 著/河出書房新社 昨年の子ども向けの科学の本から、体についての本です。
*当分リアルで集まるのは難しそうなので、次回もZoomで!