プロジェクト

本に関するネタ

銀河鉄道の父

門井慶喜著 講談社 2017 宮沢賢治の父政次郎の視点から、理解不能な息子の子育てを描いた作品。厳格であらねばと思いつつ、わが子をかわいがらずにはいられない父。父自身は、聡明でありながら進学ができず、家業を継ぎ、質屋であ …

転生! 太宰治 転生して、すみません

佐藤友哉著 講談社  978-4065131091 玉川上水で自殺した太宰、ふと気づくと助かってしまったが自分がいる場所がわからない。なんと2017年に転生してしまったのだ! だけど、たまたま助けてくれた夏子の疲れた様子 …

インフェルノ

『インフェルノ』ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川書店 『ダ・ヴィンチ・コード』で一世を風靡したラングトン教授が、今回向かい合うのは世界の人口爆発は人類の破滅をもたらすから中世の黒死病のような疫病こそが必要だと考える狂気 …

ドゥームズディ・ブック

毎日発表される感染者数や死者数。だけど、その数字の向こうに一人一人の人生があることを伝えてくれるのがこの本『ドゥームズディ・ブック』コニー・ウィリス著 大森望訳 早川書房 オックスフォード大ダンワージー教授の下で学ぶ史学 …

夏の厄災

今回のコロナウィルス。実は細菌兵器というような陰謀説が出たりもしています。ただ、病気ってコントロールが効きませんからどうなのでしょう。でも、そういうのが好きな方へのオススメがこちら『夏の厄災』篠田節子著 角川書店。 埼玉 …

首都感染

まるで予言の書! という趣きがあるのが『首都感染』高嶋哲夫著 講談社 WHOで感染予防を専門としていた瀬戸崎は、娘の死をきっかけに離婚し、日本に戻って医師をしている。そのころ、中国では国の威信をかけたワールドカップを開催 …

ブロード街の12日間

“感染経路”だの“クラスター(感染集団)”という言葉を毎日聞きますが、伝染病が発生した時に、どう対応すればよいのかが明らかになったのは意外と最近のこと。 『ブロード街の12日間』デボラ・ポプキンソン作 千葉茂樹訳 あすな …

パンドラの少女

こんな病気が蔓延するのだけは勘弁してほしい! そんな設定がこの本『パンドラの少女』M.R.ケアリー著 茂木健訳 東京創元社 閉じ込められ、授業に行くときは車いすに拘束されて授業を受けるメラニー。教室にはそんな仲間が22人 …

いいなづけ

イタリアの高等学校の先生がコロナウィルスの猛威の中で言及したことで話題となった 「いいなづけ」上・中・下 A.マンゾーニ作 平川祐弘訳 河出文庫 全3巻! と出した手を引っ込めた方、非常事態宣言の中で、読み始めたら途中で …

閉じた本

ギルバート・アデア/著 青木純子/訳 東京創元社 2003.9 20cm 190p  ISBN:4-488-01637-5 交通事故で失明し、醜い姿となったブッカー賞作家ポール。彼の口述筆記(ワープロ)者の求めに応募して …

1 2 3 »
PAGETOP
Copyright © 浦安市図書館友の会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.